先日、半年に渡って受講していた予防セミナーのサティフィケート(修了書)授与式がありました。
このセミナーでは当院で行っている予防のシステム(メディカルトリートメントモデル)について衛生士2名とともに勉強をしました。
半年間セミナーを受講していく中で、知識や技術の習得もそうですが、考えさせられた点が二つありました。
①このメディカルトリートメントモデルという予防方法を行うことは、患者さんの歯を守ることができること
②来院してくださる患者さん全員にこの方法を行なっていかないと、この医療は成功はしないこと。
世界基準の予防のやり方であり、患者さん1人1人のリスクを分析して、歯周病と虫歯から歯を守ることができる素晴らしい医療です。
歯を守ることは、からだを守り、そして、健康につながります。口の中から健康をささえるのは人生100年時代のかかりつけ歯科医としては改めてとても重要な役割だと感じることができました。
ただ、もちろんですが、患者さんにも歯を残して健康になりたいという意識が必要です。
1年に数回、歯医者に行けばいいかなぁ…
ではなく、しっかりと自分のリスクを知り、予防する術を身につけてもらわないといけません。
メディカルトリートメントモデルを院内に浸透させ、すべての患者さんに提供できるような体制を整える課題も見つかりました。
まだまだ、やらなければならない事はたくさんありますが、とても有意義なセミナーでした。
明日からぬるいコーヒー(テキトーな予防)ではなく、熱々のコーヒー(きちんと歯が守れる予防)が出せるような歯科医院を目指して頑張りたいと思います。
講師の先生方、ありがとうございました!