先日の土曜日に熊本大学病院歯科口腔外科の同門会がありました。同門会とは医局に在籍していたOBの先生が集まり、講演会や懇親会を行い、近況報告などを行う会です。
コロナ禍明けということもあり、4年ぶりの同門会に集まった人数は107人と大盛況でした。
恩師である篠原名誉教授、中山教授などお世話になった先生方や、懐かしい先生と再会もできてあっという間に時間が過ぎてしまいました。
歯科医師になり、口腔外科の道に進むきっかけになった篠原名誉教授。久しぶりにお話しする機会がありましたが、改めて偉大な先生だなと感じました。治療の技術はもちろんですが、人格者であり、誰からも慕われる先生であり、すべてを見透かす目を持っており、いつお話しても自分の未熟さを感じさせてくれ、頑張るエネルギーを与えてくださる先生です。
また、若手の時に切磋琢磨していた先生方とも久しぶりに再会して、多くの刺激をもらい、これからの診療の活力になるとても有意義な時間を過ごすことができました。
翌日には今年6月に熊本の合志で開業された松田先生のクリニックにも見学に行ってきました。これから人口が増える住宅街の中に診療所はあり、300坪の広い土地に15台以上停めれる駐車場、松田先生のこだわりのある素晴らしいクリニックでした!
最後は、いつも当直の時に食べていたお好み焼きの廣へ。懐かしの味はやっぱり美味しかったです。
今回5年ぶりの熊本訪問でした。
熊本駅にはアミュプラザができ、バスセンターは大きく変わっており、街中には星野リゾートのホテルができてたり、熊本の街は変わっていました。ただ、街を歩いて、当時の同僚たちといると、歯科医師になりたてで、がむしゃらに頑張っていたあの時に戻ったようで、とても懐かしく、なんだか嬉しい気持ちになりました。
熊本大学病院で過ごした時間は大事な財産であり、それを思い出させてくれる同門会にもまた是非参加したいと思います。