先日、スタッフ全員でBLS講習を受けてきました。
BLSとは「一次救命処置:Basic Life Support」のことで、心肺停止(心臓が止まってしまった人)または呼吸停止(呼吸が止まってしまった人)に対する一次救命処置のことです。
BLSを行うことで、大切な命が助かる可能性がとても高くなります。
例えば、唐津消防署の方の説明では、19番通報から救急車の到着までに8分くらいかかるそうです。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDの電気ショックによる適切な一次救命処置を迅速に行えば、1分ごとの救命率の低下を4%に抑え、10分後でも約60%の生存率を保つことができ、人の命を助けるのにとても大切な救命処置になります。
専門的な器具や薬品などを使う必要のないBLSは、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば誰でも行うことができ、
また当院にもAEDや酸素ボンベが設置されており、患者さんに何かあった時はすぐ対応できるように万全の準備をしております。
ただ、こういう事態が起こらなくて良いように、当院では治療を行う前にしっかりと問診を行い、全身状態の確認を行います。
大学病院での麻酔科、ICUでの治療勤務を生かして必要であればかかりつけ医に相談を行なってから治療を行い、全身状態に不安がある方には生体モニターを装着し、何かあればすぐ対応できるような体制を整えております。
こが歯科医院では来院してくださる患者さんが安全で安心して治療が受けれるような工夫をしております。