ゴールデンウィークはみなさんいかががお過ごしでしたか?
今年はようやく旅行やら遠出をする機会が増えたことと思います。連休が終わり、少し憂鬱な週の始めではないでしょうか?
さて、本日、令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症を5類感染症に位置づけられました。
これを踏まえ、位置付け変更に伴う当院での対応についてお知らせします。
▶︎基本的には歯科医院は医療機関のため、今までと大きく変わりはありません。
5類感染症になったからといって、ウイルスが完全になくなるわけではありません。
流行状況に気を付けながら、換気、手洗いなど基本的な感染防止対策を継続して行います。
日本歯科医師会からも、
「コロナの分類が5類に引き下げられるが、医療機関には現状の感染防止対策の維持が求められる。」
という見解が出ておりますので、当院も従うようになります。
下記に当院での取り組みをまとめました。
こが歯科医院の新型コロナウイルス感染症の対応について
・待合室の自動体温測定器で体温を測定
・院内では患者様も原則マスク着用
・待合室には空気清浄機を設置
・粉塵が飛散しないように各ユニットに口腔外吸引を設置
・可能な限り使い捨ての製品の使用
・患者毎に次亜塩素酸やアルコールを使用した清掃
当院では標準予防策(スタンダード・プリコーション)の考えのもとに感染対策を行っております。
スタンダード・プリコーションとは、
「誰もが何らかの感染症をもっている可能性がある」と考えて、すべての患 者に対して「感染の可能性があるもの」への接触を最低限にすることで、患者・ スタッフ双方の感染の危険性を少なくする方法です。
歯科医院ではお口の中を触る職業であり、以前より感染対策はしっかり行われていました。
新型コロナウイルスもですが、インフルエンザウイルス、肝炎ウイルスなどに対しても感染のリスクを少なくするためにこれからも継続して感染対策を行っていきます。
ちなみにですが、政府としては以下の見解を述べております。
・政府として一律に日常における基本的感染対策を求めることはない。
・感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなる。
・限られた医療機関でのみ受診可能であったのが、幅広い医療機関において受診可能になる。
・医療費等について、健康保険が適用され1割から3割は自己負担いただくことが基本となるが、一定期間は公費支援を継続する。
簡単に言えばインフルエンザと同等の扱いになったということですね。
ただ、最初にも述べましたようにウイルスが完全になくなったということではありませんので、
感染対策を行いながら少しずつ以前の生活に戻れるようになることを願っております。