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虫歯は削らない治療へ


こが歯科医院では、歯を守ることを一番に考えています。

一度歯を削ると、歯の寿命は短くなり、約20年するとその歯は抜歯になる可能性が高いと言われております。

歯を守ることは削ることではなく、削らないことが大切です。

ただ、今まで通りだと虫歯はできますし、虫歯ができてしまうと歯は削らないといけません。

今回は削らない治療をするために虫歯のことについてお話しをします。


1. なぜ虫歯ができるのでしょうか?


①ミュータンス菌(虫歯菌)が歯に残った磨き残し(糖分)を食べます。

②するとプラーク(歯垢)と言われる細菌の層(バイオフィルム)を作り出します。

③プラークの中でミュータンス菌が増殖して、酸を酸性します。

④歯のエナメル質が酸によって溶かされて虫歯ができます。



2. 歯磨きのやり方


目的

①プラーク(歯垢)=ミュータンス菌を取り除くこと

②フッ化物を塗布して溶けた歯を元に戻すこと(再石灰化)

 

ポイント

①歯ブラシは最低 1日2回以上

②フッ化物含有の歯磨き粉を使用 1450ppm 

 

歯磨きのやり方

右の図のイエテボリ法が効果的です。

中でもポイントは歯磨き後のうがいは少量ですることです。

そして、その後2時間は飲食を行わずに、フッ化物をお口の中に留めておくことが重要になります。



3. 食事の取り方について


虫歯にならない食事の取り方は糖を摂取する回数を減らすことです。

「3食+間食1回」

これが理想の食事の取り方です。

 

食事を行うと、虫歯菌が糖を摂取して酸を出します。

すると、お口の中のPHが酸性に傾き歯が溶けやすくなります。

その後、30分程度で唾液の緩衝作用という働きで元のPHに戻るのですが、

ダラダラ食べ続けていると元の中性に戻ることができずに、歯が溶けやすい状態が続き、虫歯になりやすくなります。

規則正しい食事が大切ですね!

 

また、糖が入っていない以下の物だと酸が出されないので、歯が溶けることはありませんので、参考にされてください。

●虫歯にならない食べ物

 チーズ、ナッツ、生野菜、キシリトール

●虫歯にならない飲み物

 水、ブラックコーヒー、お茶、牛乳



4. 酸の取り方について


歯はpH5.5以下の酸性になると溶け出すと言われています。

虫歯菌による酸で歯は溶けるのですが、もちろん酸性の飲食物を習慣的に摂っていると歯が溶けやすくなります=酸触症

右図は代表的な飲食物のpHになります。

 

▼特に糖+酸を両方含んだ飲食物には注意

コーラ、ジンジャエール、スポーツドリンク

ワイン、ビール、梅酒

フルーツなどを習慣的に継続的に摂取すると歯が溶けるリスクが上がります。

 

▼歯が溶けるのを防ぐには…

飲んだ直後に歯ブラシをせずにうがいをしましょう!

唾液の緩衝作用を促すために、キシリトールガムを噛むことは有効です。



5. ドライマウス(口腔乾燥)について


お口の中が乾燥している人(唾液が少ない人)は虫歯になりやすいと言われています。

唾液の働きはたくさんあるのですが、虫歯から歯を守るために、実はとても重要な働きをしています。

 

▼唾液は虫歯に対する最大の防御因子

 ①洗浄作用 汚れを洗い流してくれる 

 ②緩衝作用 酸性のお口の中を中性にしてくれる

 ③再石灰化作用 溶けた歯を修復してくれる

 

▼ドライマウス(口腔乾燥)の人の虫歯予防

 ①口の中をうがいで洗い流す

 ②高濃度フッ化物配合された歯磨き粉を使う

 ③毎日の歯磨きにフッ化物洗口をプラスする

 

 ④シュガーレスのガム(キシリトールガム)を噛む


まとめ


虫歯は削る治療から削らない治療へと変わってきています。

ただ、虫歯ができてしまうと削らないといけません。

虫歯ができる前に正しい知識を知ることで、削らずに歯を守ることができます。

特に子供の頃(乳歯の頃)から予防をする習慣が身に付くことで大人になっても虫歯がないお口の中を作ることができます。

ぜひ、予防歯科を始めましょう!



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