大阪大学歯学部の研究によると、新型コロナウイルスが、肺だけでなく、唾液をつくる唾液腺にも感染し、
そこでウイルスを大量に増殖させていることが判明したそうです。
そして、今回、人体には無害の薬剤を使って口の中のウイルスを働かなくさせ、 飛沫感染を抑えられる可能性があることを、世界で初めて示した論文が近く発表されると報道がありました。
なんと、お口の中から新型コロナウイルス拡散防止をすることができるのです!
唾液腺とは大きなものが3つあり(耳下腺、顎下線、舌下線)、またそれとは別に米粒くらいの小さい唾液腺が唇など、お口の中に多数あります。新型コロナウイルスはこの唾液腺に感染すると言われています。
今回の研究では、「亜塩素酸イオン」を常温で長期保存できるようにしたMA-Tと呼ばれる薬剤が使われていて、実際には、口腔内に噴霧したり、うがいをしたりという方法で使用するということです。
実は、この亜塩素酸イオンは欧米では水道水の殺菌剤として使われるなど、安全性に問題はないとされ、実際に除菌・消臭の目的で、日本のほぼ全ての航空機で採用され、多くのホテルでも利用されているほか、羽田国際線ターミナルの100ヵ所以上のトイレで噴霧も行われているそうです。家具の大手ニトリの家具は、国内に入荷する時にはすべてに亜塩素酸イオン噴霧を行っているとか。
お口はからだの入り口であり、ウイルスの入り口です。
亜塩素酸イオンで人々がマスクを外す第一歩に繋がればと期待されています。
ちなみにA2Careマウスウォッシュという商品で発売されています。今後、こが歯科医院でも取り入れたい商品の1つです。
こが歯科医院ではこのようなお口のケア用品を多数展示して、来院してくださる方が、お口に、からだに良いものを購入できるようにしたいと考えています。